岐阜獄中記 ~アキバから岐阜へ~

アキバを離れ、陸の孤島「岐阜」に収監(就職)されたオタクの話

スポ魂アニメ「ラブライブ」

アイドル系アニメは今では一つのジャンルとして定着しましたね。男性・女性向け含め、数多くの作品が世にリリースされています。昔は女の子向けのイメージが強かったですが、アキバ文化の発展により老若男女誰でもOKって感じになっています。 今期はラブライ…

2020年俺TUEEに物申す

強さに憧れるのは、種としてより良い遺伝子を持ちたいという生命本能である。最強に憧れを抱き、英雄譚にロマンを感じるのは子供も大人も一緒である。しかし、最強が飽和した現代その価値は軽薄化しつつある。 近年、俺TUEEE系の小説や漫画が多いですよね。…

寛仁新王

牢獄には賭場は付き物である。それは囚人たちのほんのささやかな楽しみ。少ない稼ぎを増やそうと、種銭を握り賭場に走る。男たちは賭けの顛末に熱狂し、あるものは下を向いて、あるものは胸を張って帰っていく。 投獄されてから新しい趣味が出来ました。競輪…

金貨の行方

労働の対価として支払われる金貨を貰う瞬間は何度やってもわくわくする。どうせ毎月ほぼ同じ額が入っているのだけなのに、その行為に一喜一憂し労働の喜びを味わう。手に入った金貨を眺めながら何に使おうか?と想像する。そんなときにヤツは現れる。取り立…

平積みされた本棚

堕ちる、堕ちていく。私を閉じ込める独房は雑然ともので埋まっていく。孤独誤魔化すため?幸福感を満たしたいため?本当はわかっている。気づいてしまったら戻れない。堕ちる、堕ちていく.... 投獄される前の実家では私個人の部屋はなかった。兄弟が多いため…

田んぼの真ん中の穴

大きく身を付けた稲穂は頭をたれ、風になびく。一面に広がる黄金色の田んぼ真ん中に穴が一つ。誰かが入った様子もない。周りの稲穂は無事なのにその一か所だけ稲穂が無残に潰されている。それは兄から教わった妖怪のお話。 季節は秋になり、近くの田んぼは収…

斎藤道山が憧れた那古野

岐阜城は三方を山に囲われた濃尾平野の奥にある天然の要塞である。複雑に絡んだ川が外敵の進行を阻害し、あの織田信長公も美濃攻略には苦労した。時は現代、要塞は牢獄と化した。 岐阜市がある濃尾平野は養老山地・伊吹山地・両白山地・尾張丘陵の山々に囲わ…

ピンク色じゃない恋愛

諦めるべき恋心は消し去ることはできず、未練しかない。それでも気づかないフリをして今日を過ごす。この気持ちはきっと彼を困らせてしまう。だから隠さなければいけないはずのこの想い。それでも、 映画ギヴンを観てきました。とってもいい作品でした。ネタ…

雛見沢は実在する

そこは日本人のDNAに刻まれた原風景がそこにあった。ここに訪れたのは初めてなの に、都会出身の私には縁も所縁もないはずのこの土地は何故だか懐かしく感じた。そんな幻想風景が目の前に実在していた 投獄されてから1年ほどたったある日、天命が聞こえた。…

ストレート・クーガーに憧れる

与えられた、労働に何も疑問に思わず従う。仕事が終われば、早い朝に備えて眠る。 服従することに慣れて、自分で動くことを忘れる。そして知らないうちに、走り方すら忘れる。 社会人になると運動することが億劫になります。学生時代の頃はキャンパスのグラ…

ワンカップ大関

老人はガラス瓶に入った液体をちびちびとすすり、生きる喜びを噛みしめた。 幼い私はそれを羨ましそうに眺め、大人に憧れた。 この前酒税法が変わり、ビールが安くなったり第三のビールが高くなったりありましたね。ビールも発泡酒も味の違いが判らない私に…

冷たい牢獄

自分しか収監されていない部屋には小さな音でモータが回る音が響く。 どんぶりに盛られた簡素なご飯を壁を見ながら食べ、明日に備え硬い布団で眠る。 仕事でミスをしました。事務的なミスで他部署の方に迷惑を掛けました。 嫌なところは、上司に怒られるのが…

岐阜にアキバはない

岐阜にアキバはない 当たり前と思うが、アキバは秋葉原にしか存在しない。名駅にも大須にもアキバは存在しない。悲しい現実である。アキバに行ったことがある人であれば理解できるかもしれないが「オタクの街」として成り立つのがアキバのすごいところなのだ…

ブログを始めるが収益化はあきらめた

自己啓発本読んでブログのアフェリエイトで副業しよう で仕事系の記事書いて30分 「クソつまんな・・・」 どれどれ他人のブログでも見てみようとか思い、他人の記事をあさって思った。 「はてなでアフェリエイトしてるヤツいないじゃん」みなさん書きたいこ…