岐阜獄中記 ~アキバから岐阜へ~

アキバを離れ、陸の孤島「岐阜」に収監(就職)されたオタクの話

スポ魂アニメ「ラブライブ」

 アイドル系アニメは今では一つのジャンルとして定着しましたね。男性・女性向け含め、数多くの作品が世にリリースされています。昔は女の子向けのイメージが強かったですが、アキバ文化の発展により老若男女誰でもOKって感じになっています。

 

 今期はラブライブ虹ヶ咲スクールが放送されています。キャラクターも魅力的ですが、1話ごとのストーリーが綺麗に完結していることが最大の魅力だと思います。μ’sにしてもAqoursにしてもそうでしたが、一話完結が徹底してあることです。起承転結がその1話の中にちゃんとあって、その話の中で完結している。1話で完結していることで視聴後の満足度が他の作品より「見終わった!」感覚が強いです。だらだらと話を伸ばさず、かといって駆け足になりすぎない構成のため、終始面白い。

 

 また、恋愛要素がないため9人もいるのに全キャラ満遍なくアピールできるのも魅力ですね。恋愛要素もあってもいいですが、主人公×ヒロインみたいに特定のキャラに偏ることも多いので、無いことで人間関係や技術的話を深堀出来るため、より作品の魅力に繋げることができます。

 

 恋愛要素なし・視聴者への媚売りもなし(賛否分かれるかもしれませんが)で真剣に部活動に取り組む女子高生の話はもはや王道スポ魂アニメです。萌えアニメではないところが他のアイドル作品との違い(強み)だと思います。ゴールデンの時間帯に出しても恥ずかしくないぐらい、王道なのです。

 

 あと、もうちょっと語るとライブシーンのCG技術レベルが段違いです。サンライズ様様です。CG技術自体は2020年現在ではアニメ業界通して大分向上しています。しかし、ラブライブが初めてアニメで登場した当時、μ’sのライブシーンで衝撃を覚えたことを今でも忘れません。2011年ではアニメでCGを使うときは手を抜くところで使用しているケースが多く、人間の動作をCGでやろうと思ったら棒人間みたいに関節でカクカク動くことしかできませんでした。それなのにそれをライブシーンで使ったサンライズのCG技術に感動。今の目が肥えたオタクに見せたらまだカクカクしていると感じると思いますが、当時の私は「CGで立体的に踊っているのにどうしてこんなに滑らかに違和感がないんだ!」と感じたものです。ありがとうサンライズ

 

 虹ヶ咲は毎話ライブシーンがあるとか、サンライズ過労死すんじゃないかと心配に思うばかりですが、毎週楽しみです。

 

PS.うみねこのゲームが楽しみです。ベアトリーチェ様がもっとみんなに刺さってほしいです。