知らない人にはわからない。知ってる人は意識する。
では知ってしまったとき、「知らないフリ」をするのが正しいのか。
「部落」と東京人に云われても、学校で習った程度の死語であって、令和の時代に使用しているのは老害(使っている方も使う方も)かお金欲しいだけの権利団体ぐらいかと思っていた。
とっても失礼な発言だとは自覚はあるけど、本音だった。
そんな認識が改まったのがこの前の出来事。
獄中で初めて一緒に仕事をした40歳ぐらいのイケオジとの雑談。
イケオジ「岐阜に来てからどこ行った?」
私「あちこち回りましたね。下呂や白川郷、中津川・大正村・養老...」
イケオジ「いろいろ行ってるね~。でも養老は気を付けた方がいいよ」
私「なんでですか?」
イケオジ「あの辺部落だからあんまし治安良くないよ」
さらっと云われて、うぁ。
イケオジも親切心で治安が悪いよって伝えたかっただけなんだろうけど、そんなに当たり前のように云われると部落のに対するイメージの悪さを実感する。
山谷みたいに「ドヤ街だから危ない」みたいな建物環境のような理由に似て非なる。
気にするななんて言い方は縁の無い人だから云えるけど、もう部落に対する差別を実感した身としては何てアドバイスすればいいいのかわからない。それでも結局、「気にするな」しか声を掛けられないのだろう。
PS.アニメ虹ヶ咲は三船栞子の八重歯が必ず毎話左右セットであるのは恣意的かどうか?