岐阜獄中記 ~アキバから岐阜へ~

アキバを離れ、陸の孤島「岐阜」に収監(就職)されたオタクの話

窓とサッシの隙間にいるカラフルなヤツ

 夜、牢獄の外から響く小さな音。パチッ、パチッと何がが聞こえるが、外には誰もいない。音の正体を探るべく、牢の外を見渡す。そのタイミングを見計らったようにヤツらはあなたを襲いに来る。 

 

 

 秋になり朝晩の気温が寒くなってきました。冷たい空気って美味しいですよね。わからない?伝わらない?

 

 普段から窓を開けて換気する習慣があります。両親には換気癖があり、夏でも冬でもマメに窓を開けて空気の入れ替えを行っていました。冷房暖房で循環している空気が好きじゃなため。親の習慣は子に引き継がれ、私も夏冬問わず窓を開けっぱなしにしています。

 

 しかし、岐阜で窓を開けっぱなし、あるいは窓を閉めてカーテンを開けっぱなしにしておくと虫との闘いになります。別に東京でも虫闘っていましたが、せいぜい蚊レベルの小型羽虫だけでした。岐阜ほどの田舎になると、中型の飛翔虫が部屋に侵入きます。特に秋頃はカラフルなカメムシが光につられて飛んできます。夜、光の漏れた窓に「パチッ」とぶつかる音ともに突っ込んでくるカメムシ。投獄されたばかりの頃は音の正体がわからずに心霊的な何かを感じたものです。

 

 岐阜ではカメムシが大量発生しています。観光地下呂温泉の旅館では「カメムシ大量発生のため窓開け禁止」って貼り紙があるぐらいカメムシが県全域に発生します。カメムシはご存じの通り刺激すると臭いニオイをばら撒く害虫です。部屋で駆除しようものなら、怨念のごとくニオイを残します。おすすめは殺さないで外に逃がすことです。

 

 カメムシは隙間があれば入ってきます。「窓を閉めたつもりが1cmだけ空いていた」なんてことがあればその隙間を狙っていっぱい寄ってきます。投獄されたころはよくやられたものです。中型サイズの虫に慣れていないため、部屋の中に2~3匹もカメムシがいるとゾッとします。窓とサッシの隙間に2匹ぐらい緑や茶色のカメムシが待機しており、見ないようにして窓を勢いよくしめて駆除したりしていました。

 

 自分の換気癖は治らないので年中部屋に入ってくる虫と格闘する日々です。最近はベランダのスペースを害虫駆除業者のクモに貸し出し、良きパートナー関係を結んでいます。そのクモが物干し竿まで巣を広げているのが最近の悩みです。

 

PS.ストライクウィッチーズの発進しません!の方を先に見てしまったため、ボケないハルトマンに慣れない....